若い力で熊本元気に 八幡浜で29日、支援フリマ
熊本地震の被災地復興を応援しようと南予地方の若者グループが29日、愛媛県八幡浜市沖新田の道の駅「八幡浜みなっと」で「熊本チャリティーフリーマーケット~いやしを南予から」を開催する。グループの関係者は「愛媛の力を結集し、熊本を元気づけたい。楽しみながら被災地に思いをはせてほしい」と来場を呼び掛けている。
企画したのは、地元の30代を中心とするまちづくり団体「HOPE」(大洲市)と「Teras(テラス)」(八幡浜市)。以前から南予地方のつながりを生かした連携イベントを模索しており、4月の熊本地震を受け「自分たちにできる支援を」と、世代を超えて楽しめるフリーマーケットを計画した。九州と四国を結ぶ海の玄関口から思いを届けようと会場は八幡浜港近くの八幡浜みなっとに決めた。
フリーマーケットは午前10時~午後5時で、手作り雑貨や不用品、飲食物の販売など、県内各地から約30ブースが出展する予定。会場には義援金の募金箱や熊本へのメッセージボードも設置する。当日の義援金や売上金の一部は、日本赤十字社を通じて被災地に寄付する。